柳葉敏郎 故郷・秋田移住は「自分が親父にしてもらいたかったことをしてあげたい」 妻との出会いも語る

[ 2021年5月28日 15:37 ]

柳葉敏郎
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 俳優の柳葉敏郎(60)が28日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。妻との出会いや、故郷・秋田への移住について語った。

 1997年、36歳の時に12歳年下の一般女性と結婚し、現在は秋田に住み、東京など仕事先を行き来する生活を続けている柳葉。出会いについては「フジサンケイクラシックというゴルフのプロアマ(大会)が(静岡の)川奈のゴルフ場でありまして。その時に見に来てくれていたギャラリーの1人です」と説明。「叫んでくれたんですよね。『ギバちゃん、がんばって!』って。とても嬉しかったです」と照れ笑い。「ゴルフの方はぼちぼちだったんですけど、ずっと最後まで着いて見ていてくれまして。その途中でお手紙をいただきまして。そこに電話番号が書いてあったんで、すいません、電話しちゃいました」と明かした。

 朝方に電話をすると、「電話に出たのがお姉ちゃんで。電話口からお姉ちゃんが『ギバちゃんから電話よー!』というのが聞こえてきまして」と笑わせた。「それから3年くらいお付き合いして」結婚に至ったと語ると、「もう、いいじゃないですか」と顔を赤くした。司会の黒柳徹子(87)から「いい方にお会いになってね」と言われると、「これは感謝してますね。やっぱり家族に餓えてたんで。家族ができたという、本当に嬉しかったですね」と話した。

 その後2000年に長女が誕生。「たまらんかったですね。目に入れても痛くないというか、常になめまわしたかったです」と語る柳葉に、黒柳は「子どもはのびのび育てようと」と秋田への移住について質問。柳葉は「よく言えばそうなんですけど、その裏には、父親として、子どもたちに何をしてあげられるかということが自分の中にずっとあって。東京ではそれができなかったんですね。自信がなかったんです。じゃあそれができる所はどこかって思ったら、生まれて育った所だったんです。親父としてこの子たちにピュアなものをちゃんと伝えてあげられるのは秋田だったなというのがあって」と説明。父とは幼い頃に別居し、小学校3年生で亡くしていただけに、「自分が親父にしてもらいたかったことを子供たちにしてあげたいなという」と力を込めた。

 Uターンを決めた時、妻からの反対は「思いっきりありました。娘が幼稚園の時に話したんですけど、『そんなこと聞いてません』って言われて。『そうだな』って思いながらも、(娘の)小学校入学を機にカミさんが覚悟を決めてくれたみたいで」と秋田へ。妻は静岡・熱海の出身だったとし、「感謝しかないですね」と柳葉。08年には長男も誕生した。21歳と、中学1年の2人の子どもを思うように育てられているかと聞かれると、「今のところ順調ですね」。野球をやっている長男とはキャッチボールをしているとし、「あと1年もすれば捕るのがやっとになっちゃうんじゃないかなって心配になっちゃいますけど」と目を細めた。

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2021年5月28日のニュース