フジテレビ 恒例の夏の大型お台場イベントは「ギリギリまで検討し、対応する予定」

[ 2021年5月28日 15:05 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビは28日、新型コロナウイルス拡大の影響で社長定例会見を中止したことを受けて、質問状に文書で回答。毎年恒例のお台場での夏の大型イベントについて「ギリギリまで検討し、対応する予定」と説明した。

 緊急事態宣言の延長や対象地域の拡大など、番組の制作や撮影などにも大きな影響が出ている。同局では、毎年、お台場同局周辺で夏のイベントを開催している。

 同局の遠藤龍之介社長(65)は「お台場地区にはオリンピック・パラリンピックの会場、関連施設が集まり、感染目的の来場者も見込まれるため、本来ならその方々にフジテレビらしいイベントを提供する機会になりうるはずでした。しかしながら、現状に鑑み、新型コロナの感染状況、感染対策、大会が有観客なのか、無観客なのかなどの状況を見つつ、猛暑対策、荒天時の対応などの観点からも、大会開催地の中心に位置するメディアとしての役割をどのように果たすべきかをギリギリまで検討し、対応する予定です」とコメントした。

 なお、緊急事態宣言下での番組制作・撮影への影響・対応については「前回の緊急事態宣言中も感染対策を徹底しながらドラマ、バラエティーともにロケ・撮影を継続してまいりました。制作現場での一切の濃厚接触が起こらないよう細心の注意を払いながら番組制作を続けて、今回の緊急事態宣言下においても、引き続きその姿勢で取り組んでまいります」と説明している。

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2021年5月28日のニュース