坂上忍　東京五輪は再延期派　具体的数値示されず「五輪見たい人ですら協力する気を失いつつある」

坂上忍
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　タレント坂上忍（53）が10日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、東京五輪の開催是非について言及した。

　「再延期派」と立場を表明し「IOC（国際オリンピック委員会）とけんかしてでも、交渉に入ってパリで合同とか、パリ1個ずらしてもらうとか、なんでもいいから中止にならない選択はないのかを探るべき」との見方を示した。

　番組では、政府、東京都、IOCは五輪開催に意欲的だと紹介。これには「開催ありきって受け止められるのは、どうなんだろうって思いますけどね。政府は冷静に見て、『このままだったらできない可能性がありますよ』って言った方が現実味がある」と述べた。
　
　さらに「みんながみんな、大の大人が『やるんだ』って言ってるから『よくそんなこと言えますね』ってなっちゃってる」と指摘。「冷静に見て『この状況だったらできない可能性があるんだから、こういう対策を取ります。この数値になったら、開催可能なんで。ただそこにいかなかったら中止になりますよ』って言ったら、オリンピック見たい人は協力する可能性が見えてくる」と持論を展開し「今は、オリンピック見たい人ですら、協力する気を失いつつあると思うんですよ」と、つぶやいた。