志らく 緊急事態宣言の期間延長に疑問「数字が出る前に、答えが出ていないのに何故延長?」

[ 2021年5月10日 18:59 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が10日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に、太平洋横断の旅に出発したキャスターの辛坊治郎氏(64)に代わり、期間未定で月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。ゲストコメンテーターの元参院議員の田嶋陽子氏(80)と共に、緊急事態宣言の期間延長についてコメントした。

 政府は東京、大阪、兵庫、京都の4都府県の緊急事態宣言について、11日の期限を31日まで延長すること決定した。これに「意味ないよね。もう意味ない。飽きちゃった退屈。緊張感がないと緊急事態宣言も何もないですよね。少しずつダラダラダラダラ小出しにしていって…ダメだよね。リーダーとして国がなってない」と田嶋氏。ことわざ「二兎を追う者は一兎をも得ず」を例に出し、「経済とコロナ、それを何とか両立させようとしてやっている、あれがもう最初から間違っていると思う」と私見を述べた。

 「緊急事態宣言に入ってから2週間後に感染者の数字が出るのにその前に延長が決まった。答えが出ていないのに何故延長なのか?」と疑問を呈する志らくに同調した田嶋氏は「それから医薬関係の人達と良い関係なのでしょうか?良い関係のような気がしないんですけど。言うことを聞いていない気もするですけど」とし、「安倍さんの時から、国民に10万円配ったあの時から、もうあの人たちは何にもコロナのことを理解していなかったし。理解していないと分かったその後も、全然理解しようとしていない気がするんですよ。分科会の人達とうまく連携が取れていないし、何か怖いですよちょっと」。

 志らくが「戦前の日本みたいに、竹やりで頑張れば我々は勝つんだ!みたいなね」と現状を例えると、「本当にそう。国民の命というよりは、死んだっていいみたいな感じ。戦中と同じメンタリティー」と田嶋氏。「分科会とうまく連携が取れなくても、本当に自分の考えが総理にあるとしたら、それを推し進めて良いんですよ。でもそのためにはキチンと説明責任を果たさなければ。国民をバカにしているのか…説明が全然果たされていないんですよね」と指摘していた。

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2021年5月10日のニュース