古舘伊知郎 13日に再び無観客トークライブ 「しゃべることを我慢できない」

[ 2021年5月10日 05:00 ]

無観客トークライブへの決意を示す古舘伊知郎
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(66)が13日午後8時から、無観客でトークライブ「トーキングブルース」(配信限定)を行う。

 昨年8月に初めて無観客ライブを実施。何を話しても観客の反応がない状況に「とてもやりづらい。今度やる時はギッシリ客を入れたい」と配信限定の困難さを話していた。

 しかし、いまだにコロナ禍の終わりが見えない状況。現在も緊急事態宣言のさなかだが、古舘は「しゃべることを我慢できない。コロナが落ち着くまで待つのは、座して死を待つ感じ」と2度目の実施を決めた。

 タイトルは「古舘伊知郎トーキングブルース-無観客へのリベンジ-」。時間は90分程度で、コロナ禍で1年過ごしてきた国民の心情の代弁や、かつてプロレス実況をしていた頃の話などを語る予定という。

 古舘は無観客ライブについて「何か言い終わった後、何の反応もないから、つい『そう思わないか?』などと言ってしまう。そうすると、もう1人の自分が『そう思わないか?はないだろう。次に行け!』と批判する感じになる。つい小芝居をしてしまう。三流政治家のつまらない話みたいになる」と説明。

 その上で、2019年から母校の立教大学で客員教授を務めている経験を踏まえ「リモートで授業してみて、自分がリモートでしゃべるのが好きだということに気づいた。若者に対して一方的にしゃべれるし、ラジオトークのようにもなる。よくよく考えてみると、自分が疲れるまで一方的にしゃべるのが好きなんだと思う。トークライブとの違いはあるが、思い切って授業だと思ってやってみたい。今回は2回目なので、ちょっとは強くなった」と勝算を明かした。

 配信はイープラス内「streaming+」で、16日までアーカイブ視聴が可能。

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2021年5月10日のニュース