「青天を衝け」徳川斉昭の側近・藤田東湖の死にネット悲しみ「ああ、東湖様」「天災はいつの時代も辛い」

[ 2021年3月14日 20:45 ]

「青天を衝け」第5話。徳川斉昭(竹中直人・中央)(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・00)の第5話「栄一、揺れる」が14日に放送された。徳川斉昭(竹中直人)の側近・藤田東湖(渡辺いっけい)が安政江戸地震で亡くなり、ネット上で悲しみが広がった。

 黒船の来航により江戸で多くの疫病が流行。様々な迷信が流行るなど混乱を極めた。そんな状況の中、幕府がメリケン(米国)と日米和親条約、エゲレス(イギリス)と日英和親条約を結び、今度はオロシア(ロシア)と和親条約を結ぼうとしていることに攘夷論を唱えている斉昭は激怒。老中・阿部正弘(大谷亮平)と口論となった。

 そこに下田から急報。地震が発生し、下田沖にいたオロシアの船が大津波により転覆したという。これに斉昭は「快なり!下田に神風が吹いたのだ」と歓喜。暴走する斉昭に東湖は「誰しも、かけがえのなきものを天災で失うは耐えがたきこと」などと説いたが、聞く耳を持たれなかった。

 そして1855年、安政江戸地震が水戸藩邸を襲った。斉昭、徳川慶喜(草なぎ剛)らは無事だったが、東湖の姿が見当たらない。斉昭は「東湖、東湖」と叫びながら探し始めた。すると東湖の息子・藤田小四郎(藤原季節)が「父上、父上」と叫ぶ声が聞こえた。そこには東湖が血だらけで倒れており、斉昭は「東湖、東湖」と呼び掛けるも反応はなかった。そこで斉昭は東湖に言われた言葉を思い知らされた。「わしはかけがえのなき友を亡くしてしまった」と抱き寄せながら泣き崩れた。

 第5話と早すぎる東湖の死にネット上では「退場はやすぎる」「ああ、東湖様」「ハッピーエンドかとおもったらズドンっと落として来やがった…」「うそ、東湖さん…」「藤田東湖…この大震災で亡くなれたのか…」「天災はいつの時代も辛いものだわ…」「いっけいさん、早すぎる退場……。」と悲しみが広がった。

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