「ドラゴン桜」“東大専科”生徒役4人目は鈴鹿央士!日曜劇場初出演「皆さんを元気づけられる作品に」

[ 2021年3月14日 08:00 ]

「ドラゴン桜」で日曜劇場に初出演する鈴鹿央士(C)TBS
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 2019年に初出演した映画「蜜蜂と遠雷」(監督石川慶)で新人賞を総なめした若手注目株の俳優・鈴鹿央士(おうじ=21)が4月期のTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)に東大合格を目指す高校生役でレギュラー出演することが14日、分かった。今作が日曜劇場初出演。東大クラスの生徒役は南沙良(18)細田佳央太(かなた=19)志田彩良(21)に続く4人目となった。

 俳優の阿部寛(56)が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり続編。原作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で18年から連載されている三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今回は今の時代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開を予定している。

 阿部が落ちこぼれの生徒たちを東大合格へ導いた伝説の弁護士・桜木建二役、女優の長澤まさみ(33)が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得。桜木が経営する法律事務所に入った。

 鈴鹿は19年から俳優活動をスタート。デビュー作となった「蜜蜂と遠雷」の天才ピアニスト役はオーディションで勝ち取った。昨年7月期のTBS金曜ドラマ「MIU404」で事件のカギを握る高校生役が話題に。2月にスタートしたTBS「ホリミヤ」(水曜深夜1・28)に主演している。

 今回、鈴鹿が演じるのは、成績が学年トップの藤井遼役。優秀ゆえに他人を見下す癖があり、周囲から浮いている。内に秘めた焦りや臆病な部分をどのように桜木にさらけ出していくのか、繊細な人物描写に期待がかかる。

 鈴鹿は「日曜日に『ドラゴン桜』を見て、月曜日から頑張ろうと思っていただけたらいいなと思いますし、そこに自分が携われることを幸せに感じています。世の中が大変な状況の中で、受験生の方をはじめ、学生や社会人の皆さんを元気づけられる作品になるよう、頑張って演じていきます」と意気込んでいる。

 前作は、長澤や山下智久(35)小池徹平(35)新垣結衣(32)らが演じた生徒役。令和時代の“東大専科”は残り3人。今後の発表も注目される。

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2021年3月14日のニュース