土田晃之 若手時代の過酷ロケ 対戦相手は「ヘビ、ワニ」の2択 鶴瓶は「トラとロープで繋がれて…」

[ 2020年6月13日 19:24 ]

土田晃之
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 お笑いタレント、土田晃之(47)が12日深夜放送の関西テレビ「桃色つるべ~お次の方どうぞ~」(金曜深夜1・25)に出演し、若手時代の過酷なロケ現場について語った。

 芸人としての活動を振り返る中で、「ギリギリ、体を張る80年代の流れも経験している。若手のころに」と土田。「衝撃的」と表現したのは、日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(85~96年放送)のロケだった。

 現在、ピンで活動している土田だが、当時はお笑いコンビ「U-turn」のボケを担当していた。千葉みなとでのロケ。芸人が数組呼ばれ、楽屋に番組スタッフが登場すると、「えー、それぞれコンビでね、片方がヘビ、片方がワニと戦ってもらいますんで、考えておいてください。どっちがヘビか、どっちがワニか」と、いきなり告げられた。

 若手だったためマネジャーはおらず、事前に内容を知らされていなかった芸人たちはその“2択”に絶句したそう。土田は「ワニ」と戦った。ロケ終了後に芸人たちと大浴場に。「お風呂に入りながら『たけしさんの人気番組に出れてよかった』って。みんなでやって一致団結で仲間感があったというか。ぐっさん(山口智充)もいましたし、(お笑いコンビ)X-GUNさんもいましたし」と明かした。

 当時のロケは「そういう雑な説明も多かった」という。自身は参加していないとした上で、「福井県の東尋坊、崖の上でディレクターさんが説明したのが『みんなね、ここから飛び降りてもらうんだけれども、すぐ下に落っこちゃうと死んじゃうんで、あの岩を飛び越えてくださいって』って言ったんですよ」。

 番組レギュラーの笑福亭鶴瓶(68)は「そういうのを経てるのは強いよね」とコメント。「俺らの時代はライオンにかぶられたり虎にかまれたりしてたよ」と告白した。実際にトラとのロケを行ったと回顧し、「トラとロープで繋がれて、トラか分からないんや。逃げたらトラやった。向こうのとこブワーって飛び越えたら、トラと俺がやじろべえみたいになったりして」と話した。共演のももいろクローバーZは「今じゃ考えられない」「無事でよかった」と衝撃を口にしていた。

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2020年6月13日のニュース