藤井七段 13日勝てば2つ目タイトル戦出場王手!王位戦挑戦者決定L全勝突破へ

[ 2020年6月13日 05:30 ]

藤井聡太七段
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 将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(17)が2つ目のタイトル戦出場を狙う第61期王位戦の挑戦者決定リーグ最終戦一斉対局が13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われる。

 白組で4勝0敗の首位を走る藤井は、0勝4敗の阿部健治郎七段(31)と対戦。勝てば5戦全勝となり、23日の挑戦者決定戦出場が決まる。敗れた場合は3勝1敗同士の対戦となる羽生善治九段(49)―菅井竜也八段(28)の勝者とのプレーオフに臨む。紅組は永瀬拓矢2冠(27)が4戦全勝でトップ。本田奎五段(22)を下せば無条件で挑戦者決定戦進出が決まる。こちらも敗れた場合は3勝1敗同士の対決・豊島将之名人・竜王(30)―佐々木大地五段(25)戦の勝者とのプレーオフとなる。

 藤井は現在、第91期棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖(36)=王将、棋王との3冠=に挑戦中。王位戦でも挑戦者となれば、例年7~9月に行われる7番勝負で木村一基王位(46)と対戦する。

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2020年6月13日のニュース