橋下徹氏 夏の甲子園中止に「各都道府県で大会やるんだったら優勝者集めて全国大会を」

[ 2020年5月23日 22:30 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が23日、ABEMAの「News BAR 橋下」(土曜後9・00)に出演し、第102回全国高校野球選手権大会の中止について私見を述べた。

 「もともと甲子園を夏の暑い時期にやるのは子どもたちのためにならないと思っていたから反対で、コロナを機にもっと涼しい時期にやればいいのではと思っているんだけど、ただ、今回の夏の甲子園を目指していた子たちからしたら、夏の甲子園が命だからね。それにしては、大人の判断が、何ていうのかな、簡単な方に流れすぎ」とコメント。

 「いきなり中止にしなくても、もっと知恵を出して。まずは原則自由なんだから、(世間の)空気に流されずにどうやってやるかを一生懸命考えてから。どうしても駄目だったら中止にすればいいけど、何と言っても政府がオリンピックの旗を降ろしてないんだから。夏の甲子園を乗り切るぐらいの日本の力がなかったら、来年のオリンピックなんかできませんよ」と持論を展開した。

 兵庫への移動リスクや宿舎での感染リスクについては「いろんなことが言われているけど、まさに感染症対策を講じて生活していきましょうというのが、これからの生活様式なわけですよ。もしお金が掛かるというのなら、そここそ税金入れたらいいじゃん。甲子園というイベントを乗り切りましたよって実績を示して、だからオリンピックできますよって言わないと全然説得力がないもんね」と語った。

 番組内で、各自治体が県大会レベルでは代替大会開催を検討していると紹介すると、「各都道府県で大会やるんだったら、そこの優勝者を集めて全国大会やりゃあいいじゃん」と主張した。

続きを表示

2020年5月23日のニュース