四千頭身「袖で見てる、俺は大丈夫だから」ソーシャルディスタンスネタが「斬新」と話題

[ 2020年5月23日 18:07 ]

お笑いトリオ「四千頭身」(左から)都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大
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 お笑いトリオ「四千頭身」が23日放送のフジテレビ「ENGEIグランドスラム マチネ」(関東ローカル、後4・30)に出演。ソーシャルディスタンスをテーマにしたネタを披露し、ネット上で「斬新」などと反響を呼んでいる。

 “日本一豪華なネタ番組”をコンセプトとした「ENGEIグランドスラム」。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止策として3密を避けるため、無冠客で行われた。芸人の間にはアクリル板を設置する措置が取られた。冒頭、MCの松岡茉優(25)は「緊急事態ということで接触を徹底的に避けて、芸人さん方にネタを披露していただく」と伝えた。
 
 四千頭身の出番。トリオだけに3人で登場すると思いきや、壇上にはツッコミ・後藤拓実(23)とボケ・都築拓紀(23)の2人のみ。後藤が「一人足らない、石橋(遼大)君がいないよね」と指摘すると、石橋の声が。「見てるよ、袖で見てる。ソーシャルディスタンスって知っているか?俺は大丈夫だから」とまさかの“観客宣言”だ。

 その後、後藤と都築は2人で自動車教習所を舞台としたネタを展開した。ほどなくすると、石橋が再度音声で登場し「いいボケ思いついたわ、都築変わってもらっていい?」と提案、ボケが数度入れ替わった。トリオだが、ネタを見せるのは常に2人というスタイルを取り入れた。

 お笑いの「第7世代」として人気の四千頭身。今回のネタにネット上では「四千頭身のソーシャルディスタンスのネタ斬新だよね」「お笑いの力ってすごいね。ソーシャルディスタンスでも、こんなに面白いこと考えてくれる」「最後のツッコミ不在のときの空気がなんともいえない」「四千頭身すげえ今しかできないものを」などと、称賛する声が多くあがっていた。

 また、お笑いコンビ、プラス・マイナスも仕切りのアクリル板を境界線に「自分の街を作ってみる」というネタを披露した。

 「ENGEIグランドスラム」は番組史上初となる昼・夜2部構成。「―マチネ」は昼の部で、“祭典”の本番でもある夜の部は23日午後9時から、同局で放送される。

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2020年5月23日のニュース