「クレしん」藤原啓治さん追悼放送エンディングで「北埼玉ブルース」、ファン「マジ泣けた」

藤原啓治さん
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　テレビ朝日系アニメ「クレヨンしんちゃん」（土曜後4・30）は2日、4月12日にがんのため55歳で亡くなった、野原ひろし役を演じた藤原啓治さんを追悼し「オラの父ちゃんは世界一SP」として過去の3作品を放送した。

　野原家の父ひろしの魅力が存分に描かれた「父ちゃんの会社へ行くゾ」（1993年）「父ちゃんは日曜も大変だゾ」（2000年）「オラお寿司屋さんだゾ」（07年）の3作品だが、エンディングで「のはらひろし」名義で藤原さんが歌う「北埼玉ブルース」が流された。

　視聴者も「北埼玉ブルースでうるっときたわ」「マジ泣けた　北埼玉ブルースは反則だよ」「ひろしの十八番　素敵な演出してくださったのだなぁ」「北埼玉ブルースをまたきけるとは思わなかった」と粋な演出に感動した声が寄せられていた。

　藤原さんは、92年の放送当初から、病気のため休養に入った16年8月まで24年間ひろし役を担当。いつも優しく、ここぞという時に男らしい野原一家の大黒柱・ひろしを演じた。