NHK・Eテレ「ららら♪クラシック」 難易度の高いクラシック・テレワーク演奏放送を実現

[ 2020年5月2日 08:00 ]

NHK・Eテレ「ららら♪クラシック」でテレワーク演奏した「Japan Horn Sound」(C)NHKPhoto By提供写真
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 クラシックの新たなテレワーク演奏が8日にNHK・Eテレ「ららら♪クラシック」(毎週金曜後9・30)で放送される。

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出制限が続く中、「クラシック音楽の力で『希望の火』をともしたい」とNHKが番組でのテレワーク演奏を提案。全国各地のオーケストラのホルン奏者が集まった期間限定グループ「Japan Horn Sound」(計33人)がホルストの組曲「惑星」の中の「木星」、新日本フィルハーモニー交響楽団(計68人)がロッシーニ作曲の「ウィリアム・テル序曲」を演奏した。

 テレワーク演奏放送についてNHKの担当者は「リアルタイムで同時演奏してもらうのではなく、それぞれの奏者にスマホなどで自分のパートを撮影してもらい、それを編集で合体させて『合奏』として完成させるスタイルで制作した」と説明。難易度が高いのはクラシックが一定のテンポで演奏される音楽ではないことで「単純に同じ拍を刻むクリックに合わせて演奏してもらうだけでは音楽らしい音楽にならない。その点を少しでも解消するために、演奏者や編曲者に工夫を凝らして音楽的なクリックを作成していただいた」と明かした。

 Japan Horn Soundの福川伸陽氏(N響首席ホルン奏者)は「誰かの音を聞きながら演奏するといういつもの手法が使えないので難しかった。これで皆の音が合わさってどうなるんだろうと思ったが、収録したものが流れるのを、僕ら自身、非常に楽しみにしています」と語った。

 NHKの担当者は「映像的にも音声的にも『合奏』として完成度の高いものにするために、編集作業には想像以上に時間と労力がかかった。生で音楽を届けられない今、この合奏には、どうにかして音楽を届けたいという演奏者の皆さんの思いが詰まっています。それを感じて頂けたら幸いです」と話した。

 また、15日の放送では、国内外で活躍するクラシックのトップアーティストから番組へ寄せられたメッセージと演奏を紹介。自宅などで撮影したコメント動画や貴重な「おうちライブ」の映像が続々と登場する。

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