歳費2割削減に異論の橋下徹氏 立憲民主党議員に“直接対決”呼び掛け「国会議員は分かってない」

[ 2020年5月2日 13:52 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が2日の関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)で、立憲民主党の尾辻かな子衆院議員(45=大阪2区)からのモノ言いに反論した。

 橋下氏は、新型コロナウイルス対策で国会議員の歳費が2割削減では少なすぎると常に主張。番組では、これに関連して、尾辻氏がツイッターに「橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにとか妬(ねた)みを煽(あお)ることばかり言っていますが、彼の1講演のギャラは200万円です。90分で200万円稼げる人が普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか」とつづっていることを紹介した。

 リモート出演の元衆院議員でタレントの東国原英夫(62)が「尾辻さんの言う通り!」と同調すると、橋下氏は「もちろん、そういう金額はいただいている」と苦笑い。高額のギャラは認めたうえで、「僕らはそれで事務所の固定費から従業員の固定費から全部まかなわなきゃいけない。スタッフ数名いますから」と説明。

 「国会議員に言いたいのは…」と前置きし、「金額(が高く)付けば、それだけのことをやらないと明日から仕事なんか無くなるんだから、僕らは」と民間の立場を強調した。

 さらに「民間の、固定費を出さなきゃいけない厳しさを本当にこういう国会議員は分かってないわけ」と怒り心頭。

 番組内でも、緊急事態宣言が出た後に東京・歌舞伎町の「セクシーキャバクラ」と遊興して立憲民主党を除籍された高井崇志衆院議員(50)=比例中国=が、辞職はしないで歳費を得ることを皮肉交じりに伝えた。

 橋下氏は「1回ここ来いよ、尾辻!!本当に」と挑発。番組内での討論を持ちかけ、司会を務めるハイヒールのリンゴ(58)は「尾辻さん、お待ちしてます!大丈夫。その時、橋下さんはリモートにします」と続けて爆笑を誘った。

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2020年5月2日のニュース