橋下徹氏 セクキャバ遊興議員を選挙応援した過去 東国原指摘に謝罪も「正直覚えてないです」

[ 2020年5月2日 14:26 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が2日の関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)で、「セクシーキャバクラ」問題で立憲民主党を除籍処分となった高井崇志衆院議員(50)=比例中国=についてコメントした。

 高井議員は緊急事態宣言が出された後に東京・歌舞伎町のを訪れ、セクキャバで遊興。小池百合子知事が夜の歓楽街でのクラブ通いを自粛するよう、都民らに向けて要請中だった。

 辞職せずに、議員を続ける姿勢の高井氏に対して、番組コメンテーター陣からは「次の選挙の時に有権者が判断されればいい」との声が上がったが、橋下氏は「選挙に至る前に、本人が辞めるべきですよ。国会議員の身分というものが(高額の歳費も含めて)あまりにも良すぎるものだから、みんな辞めない訳」と指摘した。

 しかし、リモート出演となった元衆院議員でタレントの東国原英夫(62)は、「この高井議員っていうのは2014年からね、日本維新の会(当時は維新の党)だったんですよ!」と橋下氏と行動を共にした時期があったことを紹介。番組でも高井氏の選挙応援に入った時のツーショット写真を披露した。

 東国原が「党の勢力を拡大する方針だった。ですから誰でもかれでも(党に)入れた部分がありました。あん時の橋下さんは忙しいので、たぶんね、高井さんのことを覚えてないんじゃないかな?」と問いかけると、橋下氏は「まずは謝罪させて下さい。いい加減な応援演説をやりまして本当に申し訳ございません」と頭を下げた。

 さらに「本当に東さんが言われる通り。正直覚えてないです」と苦笑い。「この時、党の代表だったんだけども、何にも本人の人格から何も知りません」と恥ずかしそうに振り返った。

 自身の体験を踏まえたうえで「有権者の皆さんに言いますけど、政治家の応援演説ほど、いい加減なものありません。絶対信用してはいけません」と呼び掛け、笑いを誘った。

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2020年5月2日のニュース