宮迫博之 ぐっさんのいじり倒しに感謝「愛しか感じない」、事前連絡も

[ 2020年5月2日 21:57 ]

お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之
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 お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(50)が2日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿し、山口智充(51)が宮迫を「ほんまのクズになりました」などといじり倒したエピソードの真相を明かした。

 山口は4月24日放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」(金曜後9・55)で、コントから誕生した宮迫とのフォークデュオ「くず」時代のエピソードに言及した。宮迫が歌詞を1行だけ書いた紙を渡し、山口に「あとはよろしく。ぐっさんが作っても、一応俺の曲にしてな」と告げたと話し、「設定やなくて、『くず』やった」と笑いを取っていた。

 この日配信の動画で宮迫は、実際に2、3行書いた歌詞を書いて渡したことがあったと認め、「『ぐっさんが書いて、俺の曲にしてや』って冗談で言ったのは事実です」と明かした。一方で、山口が作詞作曲担当、宮迫が歌唱担当というユニット上の設定は守っていたという。「コント1個に対し、1曲を作るのはANIKI(山口)がやること。俺はそれを歌う歌手、という設定やから、設定は守りましょうと(言っていた)。僕は歌唱印税しかもらってない。いらないって言うてるから、もともと」。そもそも、宮迫が書いた短い歌詞は採用されなかったという。

 宮迫は放送前に山口から連絡があったことを明かした。「オンエアの前に、ぐっさんから連絡がありました。『ダウンタウンなう』に出てて、宮迫さんのことをこっちの都合でいじらせてもらいましたって」。スタジオでウケたことを山口から報告されると、宮迫は「じゃあOKよ」と返したという。

 話を盛られがちな芸人トークに、宮迫は「芸人さんが話を誇張するのは当たり前。俺ももちろんするので」と明かし、「ぐっさんが、俺が言った方が面白い(と思った)からやったこと」と理解を示した。一方で「それを本当に受け取ってる方が、YouTubeのコメント欄に、『ほんまにお前はクズやったんや』とか、『後輩の印税を奪おうとしてたんか』とか」と、批判コメントが寄せられたことを告白。中には「死ね」などと脅迫じみたコメントが来ることもあるといい、「一応、その人たちのために訂正はしますよ。真実を言うたら面白くないんですけど」と、説明に踏み切った理由を語った。

 テレビで芸人仲間が自分をネタにしてくれることに、宮迫は「ほんまに俺がそんな人(クズ)やったら、テレビで俺の話はしてくれないです。そこは僕は愛しか感じない」と感謝も口にした。その上で、「ほんまに嫌いな人は、俺のことを一切言わない」とも付け加えた。

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