志村けんさん、朝ドラ「エール」で魅せる“俳優の顔” 生前話していた「笑わせなくていいよね」

[ 2020年5月2日 05:30 ]

5月6日のNHK連続テレビ小説「エール」で古田新太と共演する志村けんさん
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 新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に死去した志村けんさん(享年70)が、1日放送のNHK連続テレビ小説「エール」に初登場した。

 同局によると、志村さんは生前、ドラマ初出演について「コントとドラマで、そんなに大きな違いはないんだけど…。笑わせなくていいよね」と感想。「ドラマは脚本、演出があっての芝居だし、間違うと、みんなに迷惑かけちゃうから、役柄になってセリフをどう言おうとか家で台本読んだりしてますよ。だけど、いざ撮影になるとセリフ飛んじゃうの」と苦労もあった様子。芸人らしく「ついつい何かしたくなっちゃう(笑い)」と漏らし「いつもの志村けんらしくない、こんなこともやりますよってところを見てもらえれば、うれしいね」と話していたという。

 この日の放送では追悼テロップを表示。6日放送の第28回では、古田新太(54)と共演するシーンもある。

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2020年5月2日のニュース