高木美保 “森友”自殺職員の妻の約1億円提訴に「“もう過ぎたことだよね”って言っちゃいけない…」

[ 2020年3月19日 12:56 ]

高木美保
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 女優の高木美保(57)が19日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当していた財務省近畿財務局の男性職員=当時(54)=が、佐川宣寿元国税庁長官(62)の指示で決裁文書改ざんを強制され自殺に追い込まれたとして、妻が18日、国と佐川氏に計約1億1300万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことに言及した。

 妻側は「決裁文書の差し替えは事実で元はすべて佐川氏の指示です。パワハラで有名な佐川氏の指示には誰も背けない」と記された職員の手記や遺書を公表。会見した弁護人が「佐川さん、どうか改ざんの経緯を、本当のことを話してください」などとする妻のコメントを代読した。訴状によると当時、財務省理財局長だった佐川氏は、安倍晋三首相が国会で国有地売却について「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁後の17年2~3月、部下に改ざん指示。男性職員は抵抗したが、結局は3、4回に渡って決裁文書から安倍昭恵首相夫人や政治家らの関与を示す部分の削除など改ざん作業を強制され、うつ病を発症し、18年3月に自殺したという。

 高木は「手記を読んだ時に、私たちの官僚に対するイメージを変えなくちゃいけないってすごく強く思いました」とし、「なんかこんなにも自分が…上からの命令ですよ、大体人間の弱さで言えば、上から強く…佐川さんって結構強権な方でパワハラに近いような物言いをするっていうことをおっしゃる人もいるのでね、その中で言われて自分がやってしまったことをしようがないって思いこまずに、自分を責めて自分の職務を曲げてしまったってことによって自殺される、そんなにまじめに純粋に仕事をしている官僚、役人の方がいるっていうことをまず思い出させてくれたというか、そういう意味でこの手記はすごく重要だと思う」と指摘。

 そして「それをさせた、もしかすると佐川さんっていう人がやらせたのかもしれないけども、それが忖度による判断だったと。誰に忖度したかって政治家ですよね。総理大臣、あるいは家族なのかもしれませんが、そういったことをやはりしらを切り続けて国会の場でもあれだけ“文書がありません”“残っていません”、そういったことを言い続けたことに対して私たち国民は“もう過ぎたことだよね”って言っちゃいけないなってことを人間として教えられた気がします」と話した。さらに「これを公開することにした奥様の気持ち。2年間、本当に悩み続けて夫の死から立ち直って決めたこと。決意の重さを忘れてはいけないと思います」と強調した。

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