玉川徹氏 現役選手の五輪通常開催“困難”発言に「選手だけじゃない」「突き詰めていくと…」

[ 2020年3月19日 11:36 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が19日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。国内外の現役アスリートから、東京五輪の通常開催に疑問の声が上がったことに言及した。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、国際オリンピック委員会(1OC)、大会組織委員会は予定通りに7月24日開幕を目指している。スポニチ本紙は、東京五輪を見据える複数のアスリートを独自取材。国内の現役メダリストが「間違いなく延期でしょ」と言えば、「世界でまだ感染が広がっているので、通常開催は難しいんじゃないかな」と別のメダリストは明かした。そして、延期する場合は早期の決断を求めた。また、IOCの姿勢に海外のアスリートも反発し、陸上女子棒高跳びで2連覇が懸かるエカテリニ・ステファニディ(ギリシャ)は「状況が著しく悪化しているのにIOCは同じ言葉を繰り返している。私たちの健康を脅かしたいのか」と憤った。

 玉川氏は「選手だけじゃないと思うんですよね。あまりにも強硬に開催するんだ、するんだって言い続けてると、選手じゃない一般の外国の、もしかすると日本人もいるかもしれないけど“何なんだ”と」と指摘。そして「われわれこれだけ気を付けているのは命と健康を守りたいってことが世界中の今の共通テーマになっているんです。どうしても五輪を開催したいって言ってるIOCとか日本の五輪の関係者、それから政府っていうのは何のためにそんなにどうしてもやりたいんですかってところを突き詰めていくと経済でしょお金でしょってことになっちゃうと何だって話に今後なりかねないんですよね」とコメント。さらに「やりたいのは分かるんだけども、ないよりはやった方がいいとは思うんだけど、日本人は空気を読むのが得意なんだけど世界中の空気っていうのも読まなくて大丈夫なのかなっていう感じはしますね」と話した。

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2020年3月19日のニュース