レスリング川井梨紗子、伊調との五輪代表争い激白 戦いぶりを武井壮絶賛

[ 2019年11月20日 10:13 ]

MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」に出演の(左から)武井壮、川井梨紗子、川井友香子
Photo By 提供写真

 MBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(水曜後11・56)の20日放送は「東京五輪レスリング女子代表の川井梨紗子」にスポットを当て、武井壮(46)、小杉竜一(46)らとトークを繰り広げる。

 リオ五輪金メダリストで、レスリング女子57キロ級東京五輪代表の川井梨紗子(25)が登場。五輪4大会連続金メダリストの伊調馨(35)と東京五輪代表の座をかけた「金メダリスト同士の対決」を激白する。川井が伊調と初めて会ったのは小学4年生の時。川井は当時を振り返って「馨さんはレスリングに対する姿勢もストイックに感じられた。憧れてました」という。至学館大進学後、川井は本来の階級である57キロ級で五輪を目指したが、吉田沙保里と伊調選手の高い壁に阻まれ、63キロ級に変更。リオ五輪金メダル獲得について「“伊調がいるから逃げた”と(記事に)書かれたこともあった。だからこそ“逃げた人でもオリンピックチャンピオンになれる”と思っていた」と強い気持ちがあったことを明かした。

 そして、川井は本来の57キロ級に階級を下げて、東京五輪を目指す。同級で五輪5連覇を狙う伊調との対決が日本中の注目を集めた。昨年12月の「全日本選手権」決勝戦では伊調が勝利。今年6月の「全日本選抜選手権」決勝戦では逆に川井が勝利したため「世界選手権」代表の座はプレーオフに委ねられた。

 テレビで生中継されるほど注目を集めた試合に、川井は「十何年たってこうなる(対戦することになる)んだと思ったら、幸せな場所なんだと思った」とその時の素直な気持ちを振り返った。試合は川井が勝利。その後、世界選手権でも金メダルを獲得し、見事、東京五輪代表の座を勝ち取った。

 MC・武井は川井のリオ五輪金メダル獲得、伊調選手との死闘について「階級を上げれば(相手も)パワフルになって強くなる。そこでも世界で一番になるんだから逃げでもなんでもない。世界一強いんだから。それでも階級を戻して(伊調に)勝つんだから」と絶賛していた。

続きを表示

2019年11月20日のニュース