稲垣吾郎 Eテレの正月特番でMC、古今東西のナショナリズム論読み解く 退所後初のNHK地上波出演

[ 2019年11月20日 15:00 ]

俳優の稲垣吾郎
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 俳優の稲垣吾郎(45)が来年1月1日に放送されるNHK Eテレ「100分deナショナリズム」(後10・00~11・40)で司会を務めることが20日、分かった。同日行われたNHK放送総局長会見で明らかになった。

 トランプ政権の登場、各国での極右勢力の台頭など、いま、世界で燃えさかるナショナリズム。番組では、古今東西の「ナショナリズム論」を社会学者、政治学者、作家、漫画家などのさまざまな視点から解説し、「ナショナリズムとどう向き合うか」を探りながら、難解な著書を読み解いていく。

 司会は稲垣が務め、司会は稲垣が務め、講師に大澤真幸氏、中島岳志氏、島田雅彦氏、ヤマザキマリ氏を迎え、ベネディクト・アンダーソン著「想像の共同体」、マッコロ・マキャベリ著「君主論」、橋川文三著「昭和維新試論」、安部公房著「方舟さくら丸」と取り上げる。

 稲垣が2017年にジャニーズ事務所を退所後、同局でMCを担当するのは初めて。同局の地上波の番組に出演するのも初となる。

 担当幹部は「稲垣さんは大変読書家。『100分deナショナリズム』という番組は、普段は伊集院光さんが担当している番組ですが、いろんな本を読んでいらっしゃるという、稲垣さんの普段とは違う側面を出していただきたいと起用させていただきました」と起用理由を説明した。

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2019年11月20日のニュース