オダギリジョー、長編映画初監督作は「好きな方に声を掛けた」 舞台あいさつに「いつもより緊張」

[ 2019年8月21日 19:59 ]

「ある船頭の話」の完成披露舞台あいさつに出席した(左から)村上虹郎、柄本明、川島鈴遥、オダギリジョー監督
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 俳優のオダギリジョー(43)が21日、都内で自身初の長編映画監督作品「ある船頭の話」(9月13日公開)の完成披露舞台あいさつに出席。「普段は俳優として完成披露とか舞台あいさつに立つとこが多いので、きょうは初めて監督としてこういう経験をしていて、いつもより何倍も緊張しています」と心境を語った。

 同作は今月28日に開幕する第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門(コンペティション)正式出品が決定。革新性、探求心、オリジナリティー、インディペンデント精神に優れたハイクオリティーの作品が選出される部門での出品に、オダギリは「本当に身が引き締まりますね。自分も俳優として何度か参加させてもらった映画祭でもありますし。イタリアの監督協会が選んでくれる部門でうれしいですね」と微笑んだ。「商業性やエンターテインメント性に目を向けた作品ではなく、作家性を見てくれる部門なので。俳優オダギリのフィルターがない形での評価が頂けたのだと思います」と喜びをかみしめた。

 また、主演に柄本明(70)ほか、豪華出演者が名を連ねているが、そのキャスティングの方法について聞かれると「ちゃんと事務所を通しています」とおどけて答え、会場を沸かせた。「同業者の方は好きな方、嫌いな方、いろいろいるんですけど。好きな方に声を掛けました」とニッコリ。

 また撮影監督はクリストファー・ドイル氏が務め、「日本の風景の切り取り方がすごく独特。僕らの気付かない日本の美しさをしっかりと収めてくれていると思いますし、絵だけ見ると、日本だけど日本じゃないように感じるのも理由のひとつはクリスの絵なのかなと思います」と解説。

 衣装デザインを担当したワダエミ氏については「日本の宝のような方。この作品を大切にしてくれて家にある貴重な生地をたくさんこの作品で使ってくれまして、ギャラは少なかったと思うんですけど、お金にもならない仕事を本当にそれ以上の形で返してくれて本当に感謝しています」と述べた。

 明治と大正のはざまで、近代化が橋の建設が進む川辺の村が舞台。橋の完成を待ちわびる村で黙々と船頭を続けるトイチ(柄本)の前に謎めいた少女(川島鈴遥)が現れ、トイチの人生は大きく変わり始める。

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