「なつぞら」声優・田中真弓 憧れの朝ドラ初出演「狂喜乱舞」元気なおばちゃん役「まんま行けた(笑)」

[ 2019年8月21日 08:30 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第123話に出演した田中真弓(C)NHK
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 アニメ「ONE PIECE」の主人公モンキー・D・ルフィ役など数々の代表作を持つ声優の田中真弓が21日放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)第123話で朝ドラ初出演を果たした。第78話(6月29日)で劇中の漫画映画「わんぱく牛若丸」の牛若丸の声を担当したが、本人の“顔出し”出演は初となった。

 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務める節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 田中が演じたのは、産休に入ったなつが保育園の相談のため訪れた福祉事務所の職員・村川。出産後すぐに働きたいと言うなつに「子どもを犠牲にしてもですか?」と諭した。

 田中は「憧れのNHK朝ドラに出演できて、狂喜乱舞の田中真弓です!声の業界では少年とおばあちゃん役が多いのですが、普通の元気なおばちゃん役だったので、まんまで行けました(笑)。楽しかった~~!声で牛若丸も演らせてもらえて、うれしかった~~!」と大喜びした。

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2019年8月21日のニュース