「なつぞら」今度は「天花」の藤澤恵麻が登場「里帰りしたような」田中裕子も 歴代朝ドラヒロイン12人

[ 2019年8月21日 08:30 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第123話に出演した藤澤恵麻(C)NHK
Photo By 提供写真

 2004年前期のNHK連続テレビ小説第70作「天花」のヒロインを務めた女優の藤澤恵麻(36)が21日放送の朝ドラ100作目「なつぞら」(月~土曜前8・00)第123話に出演。主人公・奥原なつ(広瀬すず)が通う産婦人科医院で遭遇した妊婦役として登場した。節目の100作目とあり、「なつぞら」には歴代朝ドラヒロインが次々に起用されて話題を呼んでいるが、この日初登場した女優の田中裕子(64)を含め、ついに12人となった。

 放送前に出演が発表された松嶋菜々子(45)は96年前期第54作「ひまわり」、小林綾子(46)は「おしん」、山口智子(54)は88年後期第41作「純ちゃんの応援歌」、比嘉愛未(33)は07年前期第76作「どんど晴れ」、貫地谷しほり(33)は07年後期第77作「ちりとてちん」のヒロイン。4月2日に放送された「なつぞら」第2話に61年の朝ドラ第1作「娘と私」のヒロイン・北林早苗(75)、4月5日に放送された第5話に96年後期第55作「ふたりっ子」のヒロイン・岩崎ひろみ(42)、7月5日に放送された第83話に81年後期第28作「本日も晴天なり」のヒロイン・原日出子(59)、8月8日に放送された第112話に08年後期第79作「だんだん」のヒロイン・三倉茉奈(33)、8月10日に放送された第114話に74年4月から1年間放送された第14作「鳩子の海」のヒロインを務めた藤田三保子(66)が登場。

 この日は藤澤と、1983年4月から1年間放送されたNHK連続テレビ小説第31作「おしん」のヒロインを務めた田中が登場。朝ドラヒロイン経験者が12人集結した。

 「なつぞら」は女優の広瀬すず(21)がヒロインを務め、大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が03年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 藤澤の朝ドラ出演は「天花」以来15年ぶり。「イグネ」という屋敷森に囲まれた農家で米作り一筋の祖父(財津一郎)の下から上京し、吉祥寺で保育士として奮闘する天花の姿を描いた。

 今回演じたのは、なつが通う産婦人科医院の待合室で遭遇した妊婦役。その娘がなつの手掛けるテレビアニメ「魔法少女アニー」のファンで、母のおなかに向かってアニーの呪文を唱えると、母は「(おなかの赤ちゃんが)動いた。お姉ちゃんの魔法が効いたのかな」。そのやり取りに、なつは微笑ましい気持ちになるという場面だった。

 藤澤は「記念すべき100作目の朝ドラに参加できて、とても光栄です。『なつぞら』をずっと見ているので、これから母になる“なっちゃん”に幸せな雰囲気を感じてもらえる存在になれたらいいなと思いながら参加しました」と喜び。

 朝ドラの現場は15年ぶりで「リハーサルから丁寧に作品を作っていく過程や細かく作り込まれたセットなどが懐かしく、里帰りをしたような気持ちです。スタッフ、キャストの密度やチーム感は朝ドラならでは。広瀬さんがヒロインとして現場を引っ張っていく力、まぶしさ、温かさを感じ『自分の時はこんなにできていなかったなぁ…!』と思うと同時に、改めて感謝しています」と感慨深げ。「連続テレビ小説は、いつの時代も朝を元気に彩っているので、これからも朝ドラを応援していただけたら、うれしいですね。私もずっと見続けます」と朝ドラへの思いを明かした。

 歴代朝ドラヒロインの続々出演について、制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「これはもう、ここまで続いた99作へのリスペクトです。素晴らしい作品を作ってきた先輩たちに対する尊敬の念と同時に、100作目まで続いたのは視聴者の皆さんがいらっしゃったからこそ。視聴者の皆さんへのカーテンコール(演劇などで終演後に出演者らがステージ上に現れ、あいさつ。観客の拍手や声援に応えること)という思いもあります」と説明。

 「『あの作品の時は、こういう生活をしていた』というように、“朝ドラ”は視聴者の皆さんの思い出とつながっている部分もあると思います。歴代ヒロインの方々を今、ご覧になれば新鮮に映るところもあるだろうし、今回の100作目を機に“朝ドラ”をより好きになっていただくきっかけとなればと思います」と期待している。今後も歴代朝ドラヒロインの出演があるのか、注目される。

続きを表示

「美脚」特集記事

「連続テレビ小説「スカーレット」」特集記事

2019年8月21日のニュース