欅坂二期生の「おもてなし会」にファン2万4千人 松田里奈のMC力キラリ

[ 2019年4月29日 00:00 ]

「おもてなし会」と題した初の単独イベントを行った欅坂46の2期生(c)上山陽介
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 欅坂46二期生が28日、武蔵野の森総合スポーツプラザのメイン・アリーナ(東京・調布市)で行われた「おもてなし会」の最終日を迎えた。大阪と東京の4回公演で2万4000人を動員。井上梨名(17)、関有美子(20)、武元唯衣(16)、田村保乃(20)、藤吉夏鈴(17)、松田里奈(19)、松平璃子(20)、森田ひかる(17)、山崎天(13)の9人単独イベントとしては初の開催。森田が力強い和太鼓を轟かせイベントの幕が上がった。

 同イベントはミニライブに加え、メンバーがそれぞれ部活動に属し、個性的な特技を発表していくのが特徴。グループ最年少の山崎は「放送部」として、司会進行役を務めた。「音楽部」は井上、関、武元、松平でピアノの三重奏とピアノ、マリンバ、サックス、ドラムの合奏を披露。「ダンス部」はメンバー9人でダンスだけではなく、一輪車、フラフープ、けん玉などで個性を見せつけた。「むちゃぶり演劇部」に所属するのは、井上、田村、藤吉、松田、森田の5人。二人一組になって「シチュエーション」と「オチ」をくじで引き、それぞれ2分間のアドリブ演技を行った。
 「ふだんのメンバーの様子を一番知ることができる」と山崎が紹介したのは「私服ファッションショー」。メンバーそれぞれが自前のキメファッションでランウェイを歩き、会場を盛り上げた。

 昨年行われた応募総数12万9182人の「坂道合同オーディション」にて、欅坂46の新メンバーに選ばれた9人は、まだ活動をスタートさせたばかり。山崎とは別に、おもてなし会で全体的にイベントを仕切り、MC的存在感を輝かせたのは松田。「4日間のおもてなし会の感想は?」とメンバーに質問するときに「誰にしようかな?」と迷っているそぶりを見せると、即座に客席が反応。それぞれの推しメンバーの名前が飛び交い盛り上がることを予測していたような仕切りを見せた。客席からの声が多かった田村をまず指名すると「二期生で力を合わせて、どうやっておもてなしようかなと考えてきました。きょうで最後になってしまうんですけど、まだまだこれから成長できるように先輩の背中を見てがんばっていきたい」。次に声が多かった藤吉を指名すると「大きい規模でやらせていただいてうれしい。チケットが完売したって聞いたときはうれしかった。これからもたくさんライブもしていくので皆さんに会えることを楽しみにしています」と感想を述べた。

 最後に松田が「4日間たくさんの人に来ていただいて、おもてなし会を開催できたのはスタッフさんやファンの方々のおかげ」と感謝を述べ、「これからもがんばっていきますので応援よろしくお願いいたします」と締めくくった。

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2019年4月28日のニュース