史上最年少のプロ囲碁棋士・仲邑菫初段“プロ初勝利”「あまり緊張せずに打てた」

[ 2019年4月28日 19:28 ]

若竹杯で準決勝進出を逃し、会見に応じる仲邑菫初段と村松大樹六段(左)、立会の後藤俊午九段(記者撮影)
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 今月史上最年少でプロ囲碁棋士になった仲邑菫初段(10)が28日、日本棋院関西総本部(大阪市北区)で非公式戦の若竹杯に出場し、“プロ初勝利”を挙げた。午前中は種村小百合二段(37)に黒番中押し勝ち、午後は村松大樹六段(30)に黒番中押し負けした。「あまり緊張せずに打てた。勝ててうれしいです」。初勝利の興奮を抑えるように振り返った仲邑だが、村松戦後は「ちょっと悔しい」と話すのが精一杯だった。

 「序盤から攻勢に立って押し切った完勝でした」。立会人の後藤俊午九段が絶賛した。種村も「勝負所が強くてスキがなかった」と脱帽。報道陣約40人が終結した対局前、ハプニングがあった。若竹杯に協賛する飯田グループの竹村肇相談役が「報道陣が多いから」として賞金の倍増を即決。「女子ゴルフも宮里藍や横峯さくらが出てきて人気につながった。スターを育てなアカン」として優勝賞金を20万円に引き上げた。

 続く準々決勝の相手村松は師匠が仲邑の父、信也九段で同門対決。一時優勢を築いたが「(村松の)テクニックにはめられたよう」と後藤が総評する惜敗だった。

 事実、AIによる形勢判断では「(途中)仲邑さんが90%まで来ていた」と解説。経験不足の弱点を、本因坊リーグ最終予選決勝に進出経験がある村松が突いた。同棋院が次戦の棋譜中継や記録係をつけることも検討し始めた矢先の逆転負けに、令和のスター候補生の潜在能力が見えた。

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