山崎賢人 キングダムは「代表作になった」 坂口拓はアベンジャーズの倒し方伝授

[ 2019年4月28日 12:49 ]

「キングダム」(監督佐藤信介)大ヒット舞台あいさつに出席した(左から)坂口拓、山崎賢人、吉沢亮
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 俳優の山崎賢人(24)らが28日、都内の映画館で開かれた「キングダム」(監督佐藤信介)の舞台あいさつに出席した。

 19日に初日を迎え、9日間で興行収入14億円、観客動員数100万人の大ヒットとなった。山崎は「すごい熱量で撮影したものが大ヒット」と喜び、はじめは「代表作になればいいな」と控えめに話していたが、すぐに言い換えて「代表作になったかなと思います」と自信を見せた。

 紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に天下の大将軍になるという夢を抱く少年・信(山崎)とのちの始皇帝となる・エイ政(吉沢亮、25)の活躍を壮大なスケールで描いた同作。見どころはやはり迫力あるアクションシーン。この日は山崎と吉沢とともに、最強の敵役・左慈を演じたアクション俳優の坂口拓(44)が戦いシーンの撮影を振り返った。

 坂口は「ガチで来いよって言って。最初だけ段取りがあったけれど、長回しで撮っていたらスイッチ入って、本気で何も決めずにやりあっていた」と明かした。「主人公ですけど、死んじゃうのかな」と感じたと山崎に対し、坂口は「途中で賢人ではなく信と戦っているんだと感じた」とし、「剣に迷いがない。鍛えれば半端ない」と太鼓判。「本気で切りに行かせてもらうことってないじゃないですか。頭を狙いにいきました」と迫真の戦闘シーンの裏側を語った。

 吉沢はそのシーンを映像で見て「緊迫した空気の中で、ガチでお互いを狙っている1分間の長回しはかなり面白かった」と感想。また、吉沢自身のアクションでは、山崎と撮影した修行のシーンがお気に入りだという。「練習しすぎて型になってしまい本番でできなくて…」と意外な展開に。一度、練習したことを全部忘れて、「二人でゲラゲラ笑って」やってみるといいシーンが撮れたと胸を張った。

 吉沢のアクションシーンについても、坂口は「モチベーション高くて、身体能力もある」と評価し、「今度は(山崎)と二人で(攻めて)来て」と受けて立つ姿勢を見せた。

 そんなアクションの師匠的存在の坂口へ、山崎から「アベンジャーズは倒せますか?」との質問が飛び出した。坂口は「まず、アイアンマンから行こうか。鉄製のプレートはウェーブで行けるね」と余裕の表情。ただ「ハルクは嫌だな。野生のゴリラと戦う感覚。ちょっと厄介だな」と答え、会場を沸かせた。

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