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関西大学野球リーグ

【阪神大学野球・神戸国際大】創部30年「泥臭く」初の1部に挑む

[ 2021年3月31日 22:19 ]

<阪神大学野球特集>神戸国際大の吉川博敏監督(左)と中嶋悠主将

 神戸国際大は、関西外大との1部昇格決定戦を延長タイブレークの末に制し、創部30年で初の1部昇格を決めた。

 1年秋から主力としてリーグ戦に出場し、昨冬からチームをまとめる中嶋悠主将(4年=北嵯峨)は「負ける怖さがない分、泥臭く戦いたい」と表情を引き締める。

 名将の下で着実に力を付けてきた。社会人の名門・日本新薬、同大、大和高田クラブで指揮を執った吉川博敏監督が14年4月に就任。当時は部員が20人ほどしかいなかったが、「やるからには勝負に勝ちたい」と、スポーツ推薦の増枠など学校側の協力もあり、現在は100人を超えるまでになった。

 監督に就いたチームはすべて全国大会に導いた名伯楽。「だらだら練習しても仕方がない。短い時間でどれだけできるかが勝負」。グラウンドはサッカー部と併用するため、練習時間は長く取れても5時間。さらにホームから右翼フェンスまでの距離が約50メートルと狭く、バックネット方向にしかフリー打撃ができないなど制約も多い中で鍛え上げた。

 初の1部での戦いを前に3月10日、部員の新型コロナウイルス感染が判明し、10日間の活動停止を余儀なくされた。急ピッチでの調整を強いられる厳しい状況下での開幕となるが、中嶋悠主将は「1部でも“やりおるな”と言わせたい」と前だけを見据えた。

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