関西大学野球リーグ

【阪神大学野球1部の見どころ】巨人・大勢のブレークで集まる注目 出てこい、ニューヒーロー

[ 2022年4月8日 05:37 ]

阪神大学野球連盟の濱名篤会長(右)と同連盟・岡泰秀常任理事
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 阪神大学野球春季1部リーグは9日、南港中央野球場で開幕する。昨年はコロナ禍の中、出場7大学で行われたが、今春は本来の6大学による2回戦総当たり制。阪神大学野球連盟の濱名篤会長にリーグ繁栄の方策を聞いた。

 まん延防止等重点措置は終了したが、新型コロナウイルス感染症の影響は今後も続く。同連盟の濱名篤会長は「これからも指導者の管理意識、選手一人一人が自覚した行動が取れるかどうかですね。大学がある地域で(自治体の)対策が異なるので、連盟としての対応は難しい」と、各大学の判断に委ねる。

 昨年のドラフト会議で関西国際大の翁田大勢が巨人に1位指名された。連盟も注目されたが、さらに発信力を高める必要はある。「SNSや動画配信などインフラは整ってきています。連盟の規模は全国的にも大きいので、あとはどのようにして学生や一般のファンの方に球場へ足を運んでもらえるようにしていくか」。リーグの認知度を上げるのは、大学選手権や明治神宮大会で結果を残すことも重要だ。

 「阪神リーグの大学はいろいろ面白いことやってるよね。フィールドに出てる人間以外も含めていろんな経験ができるような組織にしていければなあというふうに思います。もちろん、第二の翁田大勢が出てくることは願ってはいます」と今後の展望を語った。

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