関西大学野球リーグ

【阪神大学野球1部のキーマン】大産大 バッテリー中心に守り勝つ野球で08年秋以来のV目指す

[ 2022年4月8日 05:34 ]

大産大・宮崎監督(後方)は中西要主将に「頼むぞ」と気合注入
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 課題はキャッチャーだ。2年間マスクをかぶっていた北村が抜けた穴を誰が埋めるのか。宮崎正志監督は「井本(哲平、4年=倉吉北)か片桐(照瑛、3年=岐阜第一)になると思うのですが、2人ともリーグ戦経験がないので」と、春は併用しながら育てていくことも考える。

 投手陣は、田中孝雅(4年=太成学院大高)が主戦。2試合目は村松遥翔(4年=上田千曲)らの継投が考えられる。
 打線は、昨秋も出場している西千比呂(4年=星翔)、神殿康成(4年=近江)、中西要主将(4年=呉港)が中心となりそうだ。

 「ポイント制のリーグ戦は、試合の流れにもよりますが、どちらかというとトーナメントに近い。一戦一戦が大切になる」

 優勝は08年秋から遠ざかっている。「優勝するためには、バッテリーを中心にした守りが大事。阪神リーグは投手がいいので点があまり取れない。無駄な失点をしないこと」と気持ちを引き締めた。

 中西要主将は「昨年はあと一歩のところで落とす試合が多かった。新チームになってどう勝ち切るかを考えてきて、それがやっと形になってきたと思います」とリーグ戦に向けて手応えを感じ取っている様子だった。

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