関西大学野球リーグ

【関西六大学野球春季リーグ4月1日開幕】V争いは3季連続優勝を狙う大商大が軸 リーグ戦展望

[ 2023年3月30日 03:25 ]

 優勝争いは昨年春秋と連覇した大商大を中心に進むと見ていい。最速150キロ超の上田、高の左右エースがそろう投手力は全国屈指。野手では昨秋の5本塁打で佐伯貴弘ら(4本塁打)が保持していたシーズン最多本塁打を更新した渡部が4番に座る。投打ともに充実しており、戦力では頭一つ抜けている。

 大商大の3季連続優勝を阻止できる筆頭候補が龍谷大だ。本郷監督は「大商大の投手は確かにいい。ただし、得点できなくても、点を与えなければ負けることはない」と投手戦による打倒・大商大を思い描いている。昨年は、伊藤ら投手陣に故障者が相次ぎ、理想とする守り勝つ野球を徹底できなかった。昨年から打線の中心を担ってきた米田、内倉の中軸が機能すれば3季ぶりの優勝が見えてくる。

 高代新監督が指揮する大経大は最速150キロ超の右腕・津田に期待がかかる。京産大はエース・藤川の奮起に加え課題の守備力の向上が求められる。大院大は米沢監督が掲げる「超攻撃的野球」を前面に押し出して上位進出を目指す。神院大は、藤井―森川凌のバッテリーを中心とした戦いでAクラス入りを狙う。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る