関西大学野球リーグ

【阪神大学野球1部のキーマン】大体大 経験積んだ攻撃力でチームを引っ張る

[ 2022年4月8日 05:33 ]

大体大・中野監督(右)と大槻主将
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 メンバーは昨秋から変わらない。経験を積んだ中で19年春以来のリーグ制覇を目指す。

 中野和彦監督は「何とかバットは振れるようになってきたかなとは思います」と現状を分析した。課題は、エース杉本壮志(4年=日本航空石川)に続く投手だ。この春も3回戦の勝ち点制ではなく2回戦のポイント制となるため、2試合目の投手起用が優勝争いのカギとなる。「昨年は、杉本が投げて引き分けてしまうと、2試合目も引き分けてポイントを伸ばせないこともあった」。

 2試合目は、位田遼介(4年=履正社)が起用されそうだが、継投のタイミングを見誤らないことが大事だ。

 打線は、DH森下瞭(4年=塔南)、大須賀健祐(4年=三重海星)、阿吹俊介(4年=神辺旭)のクリーンアップか。「この3人が一番バットが振れている。ただ、4番の大須賀は守ったことがないところを守らせるので」と、打撃重視の外野陣には、少し不安が残るという。

 大槻龍城主将(4年=駒大苫小牧)は「昨年の課題だった得点力不足は、オープン戦を通して解消できてきた。状態は上がってきていると思うので、打撃の部分をチームとしてしっかり生かしていければ」と、攻撃でのバックアップを誓う。

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