関西大学野球リーグ

【関西学生野球のキーマン】同大・城下 「再起」かけ、好機での1本にこだわる

[ 2021年3月30日 17:04 ]

同大・城下力也
Photo By スポニチ

 映画の名ゼリフを体現する。同大・城下はわずか2文字のチームスローガン「再起」に込めた決意を語った。

 「もう一度、強い同志社をつくりたい。4年間、チームとして結果を残さずに卒業するのは悔しい。今年こそ優勝するという強い意気込みを表しました」

 趣味は映画観賞で、これまで見た本数は少なくとも200本。天理高時代、週1回のオフのたびにレンタルショップに通い、どっぷりとハマった。一番のお気に入り「ワイルド・スピード」の作中でこんなセリフがある。「1インチ差で勝とうが1マイル差で勝とうが、関係ない。勝ちは勝ちだ」。野球にも通ずるところがある。「チャンスでの1本にこだわって、相手より1点多くもぎ取ることが鍵になる」。コロナ下で1月21日から2月5日まで練習自粛を強いられたが、昨年12月に就任した花野巧監督とは電話などで積極的に意思疎通を図り、トップの位置など打撃フォームのアドバイスも受けた。主将、扇の要としてだけではなく、バットでも引っ張る。

 高校でも主将。2年秋の奈良大会で初戦負けしたチームを3年夏には甲子園大会4強まで引き上げた。偶然か必然か、聖地で破った近大・片岡(神戸国際大付)、立命大・琉と関学大・杉園(ともに明豊)も同じリーグで主将を務める。「大学でも負けるわけにはいかない。全員が同じ方向を向いてリーグ戦に向かっていくことが大事」。11年秋を最後に遠ざかる頂点へ、猛烈なスピードで駆け上がる。

 ◆城下 力也(しろした・りきや)1999年(平11)12月20日生まれ、京都府京丹後市出身の21歳。大宮第二小2年から大宮南ウインズで野球を始め、大宮中では京都丹後シニアに所属。天理では1年春からベンチ入りし同年秋から正捕手。3年夏に甲子園出場。同大では1年秋からリーグ戦に出場し通算18試合で打率.200、0本塁打、1打点。1メートル68、71キロ。右投げ左打ち。

 ●同大予想オーダー● 
(9)田 村(3=桐光学園)
(7)橋 本(2=倉敷商)
(6)久保田(4=熊谷)
(5)所 村(4=星稜)
(2)城 下(4=天理)
(3)東 本(4=大阪桐蔭)
(4)松 浦(3=石見智翠館)
(1)高橋恭(4=高田)
(8)松 井(2=東邦)

 ▼同大・花野巧監督 投手は高橋恭が軸。2番手、3番手は調子のいい者を使っていく。野手は城下を軸として松井の調子が上がってきている。機動力を絡めて、投手中心に守りながら僅差で逃げ切る野球をしたい。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る