西武・佐藤隼 前日の悪夢払しょく「いろいろな人に声をかけてもらった」

[ 2023年6月6日 00:20 ]

交流戦   西武6―4DeNA ( 2023年6月5日    横浜 )

<D・西>4番手の佐藤隼(撮影・島崎忠彦)
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 西武・佐藤隼輔投手(23)が自らの投球で悪夢を振り払った。

 4日の同戦で8回に登板も連打後に自身の失策も絡み、3失点。その後、4点のリードを守れずにチームは逆転負け。「大事な1勝を、勝てた試合であったと思うので、そこの流れを変えてしまったというのは大きな反省」と結果を受け止めた。

 そしてこの日、同じく8回に登板。相手打線はの宮崎、牧、ソトと右の強打者が並んが、1安打無失点。ホッとした表情でナインとハイタッチを交わした。「昨日の降板後含めて、いろんな人から声かけていただきました。増田さんと平井さんからは“オレら、そんなのいっぱい経験してるから”と言われた。そういう言葉をいただいて、なんとか今日は抑えられたと思います」。白星が消えた平良からも励まされ、感謝した。

 信頼を寄せる松井監督は「佐藤の場合は右左関係なくいけると思う」と目を細める。登板が増えれば打たれる試合はある。それでも、翌日にマウンドに上がって抑えたことが何よりも大きい。(福井 亮太)

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