西武・渡部 「良い思い出ない」ハマスタで適時打&プロ初本盗! 地元・神奈川で116キロ大暴れ

[ 2023年6月5日 21:55 ]

交流戦   西武6―4DeNA ( 2023年6月5日    横浜 )

<D・西>走るポーズを決める渡部(撮影・島崎忠彦)
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 西武・渡部健人内野手(24)が地元・神奈川で躍動し、チームの連敗ストップに貢献した。

 3回、2点を先制し、なお1死二塁の好機で迎えた第2打席、DeNA先発・平良の5球目の内角シンカーを叩き左翼線へ適時二塁打を放ち、チームに3点目をもたらした。「しっかり自分から仕掛けにいった」空振り三振に倒れた第1打席の反省を生かした。「マック(マキノン)が繋いでくれたの、自分も後ろに繋ぐ意識で打席に入りました。追い込まれていたのですが打てて良かったです」と満足げに振り返った。

 7番・若林の中前打で三塁に進むと、一走が二盗を決める間に巨体を揺らし本塁へ。重盗でプロ初となる本盗を決めた(盗塁は自身2個目)。体重116キロながら50メートル6秒3を誇る俊足を披露し、この回一挙4点を挙げる攻撃の主役となった。

 横浜は桐蔭横浜大時代に慣れ親しんだ球場だが、「あまり良い思い出はない。カメラマン席に飛び込んでケガをした記憶しかない」とヒーローインタビューで苦笑い。プロの舞台で初めて?良い思い出ができた一日だった。

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