阪神・浜地 涙を流しながら降板 右足首付近に打球直撃から痛恨の逆転3ラン献上

[ 2023年6月5日 20:40 ]

交流戦   阪神―ロッテ ( 2023年6月5日    甲子園 )

<神・ロ>7回、逆転の3点本塁打を浴び、グラウンドにしゃがみ込む浜地(撮影・北條 貴史)
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 阪神・浜地にヒヤリとするシーンがあった。2点リードの7回から3番手として登板も、先頭・友杉の打球が右足首付近に直撃。痛みをこらえながら一塁ベースカバーに入るも、苦悶(くもん)の表情を浮かべてトレーナーと安藤投手コーチがマウンドへ駆け寄った。

 状態が心配されたが、投球練習を経てそのまま続投。甲子園からは大きな拍手が巻き起こった。だが、続く中村奨に四球を与えるなど1死一、二塁。山口に左中間へ痛恨の逆転3ランを浴び、浜地は思わずその場でしゃがみこんで動けなかった。たまらず岡田監督が交代を決断。右腕は涙を流しながらマウンドを降りた。  

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