日本ハム・北山“大谷越え”リアル二刀流で2安打2打点「ラッキーだっただけ」投げては7回3失点3勝目

[ 2023年6月5日 06:00 ]

交流戦   日本ハム10―3巨人 ( 2023年6月4日    東京D )

<巨・日>7回3失点で3勝目を挙げた北山(撮影・木村 揚輔)
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 大谷もやったことのない二刀流をやってのけた。「8番・投手」で先発した日本ハム・北山が、バットで2安打2打点。球団投手の1試合2打点は74年ケキッチ以来で、翌年のDH制導入後は初めて。エンゼルス・大谷も、日本ハム時代の投打リアル二刀流出場時は2打点を挙げたことはなかった。

 0―1の2回2死一、二塁のプロ初打席で同点左前適時打を放ち、初安打初打点。6回無死二、三塁では中前にポトリと落ちる適時打とした。京都成章時代は通算5本塁打で「(打席での)記憶が高校野球で止まってるので。ラッキーだっただけ」と照れ笑いした。

 遠征前の本拠地では打席に備えてバント練習を繰り返したが「バントは苦手なので、振れる方がうれしいです」と笑顔。新庄監督も「バッター転向?(笑い)調子悪い打者は北山君に打撃を聞いてこい」と称えた。本職の投手も7回8安打3失点で今季3勝目。「最低限、試合はつくれている内容だった」とこちらには胸を張った。

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