西武「走魂」全開で4点先制 体重100キロ4番激走&115キロ5番が本盗!

[ 2023年6月5日 19:24 ]

交流戦   西武―DeNA ( 2023年6月5日    横浜 )

<D・西>3回、本盗で生還した渡部(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 西武が今季スローガン「走魂」を体現する攻撃で4点を先制した。

 0―0の3回、先頭・源田の中前打と続く外崎の左翼線への二塁打で無死二、三塁のチャンスをつくると、3番・鈴木の二ゴロの間に三走・源田が還り先制。なお1死三塁の場面で、4番のデビッド・マキノン内野手(28)が左前適時打を放ち追加点を挙げた。

 マキノンは続く5番・渡部の打席の2球目のスライダーが外角低めに大きく外れると、すかさず二塁を陥れた(記録は平良の暴投)。1死二塁と拡大した好機で、渡部が左翼線への適時二塁打を放ってマキノンをホームに迎え入れ、チームに3点目をもたらした。

 「走魂」はまだ終わらない。6番・川越は中飛に倒れるも、7番・若林が中前打を放ち2死一、三塁とすると、8番・古賀の打席の4球目に一走・若林がスタート。二盗を決める間に三走・渡部がプロ初の本盗を決め、この回4点目を奪った。

 体重100キロの4番と115キロの5番が見せた俊敏な動きに、SNSでは「マキ様めっちゃ走魂」「ベッケン(渡部の愛称)でダブルスチールとか走魂こええ」など、称賛と驚きの声が上がった。

 ▼マキノン 「打ったのはファストボールだよ。打つ直前のボール球を追いかけてしまったので、次の球は自分が打てるボールを待っていたんだ。インコースにいいボールを投げてきたけど、何とかバットに当てた感じだね。上手く打てたよ。

 ▼渡部 「ゲンさん(源田選手)から始まってトノさん(外崎選手)、将平(鈴木選手)、マック(マキノン選手)がつないでくれたので、自分も後ろにつなぐ意識で打席に入りました。追い込まれていたのですが、打てて良かったです。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月5日のニュース