飛距離126メートルのシングルヒット ブレーブスのオズーナが全力疾走を怠って途中交代

[ 2023年6月5日 15:10 ]

全力疾走を怠って交代させられたブレーブスのオズーナ(AP)
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 4日にアリゾナ州フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「7番・DH」として先発していたブレーブスのマーセル・オズーナ(32)が6回、“怠慢行為”でブライアン・スニッカー監督(67)から交代を命じられた。

 場面はブレーブスのオジー・アルビーズ(26)が2ランを放って3―3の同点とした4回。アルビーズのあとに打席に立ったオズーナは、ダイヤモンドバックスの先発ザック・ガレン(27)から中越えにボールを運んだが、本塁打と確信したのか4秒間ほど打席で打球の行方を見守っていた。

 しかしボールは中堅フェンスに当たって跳ね返り、右翼のペイビン・スミス(27)が処理して二塁へ送球。オズーナは一塁ベースにたどりつくのが精一杯だった。

 打球飛距離が126メートルに達した超ロング?のシングルヒット。スニッカー監督は全力疾走を怠った行為を重くみて、6回の打席ではショーン・マーフィー(28)を代打に送った。

 ナ・リーグ東地区首位のブレーブスは4―5で迎えた9回表、エディー・ロザリオ(31)が8号満塁本塁打を放って逆転。8―5で勝って今季の成績を35勝24敗とした。敗れた同西地区首位のダイヤモンドバックスは35勝25敗。6連勝のあとは黒星が2つ並んだ。

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