DeNA平良、10年目の東京D初勝利から中12日で3回4失点KO 6年前2回5失点の西武戦、悪夢再び

[ 2023年6月5日 19:31 ]

交流戦   DeNA―西武 ( 2023年6月5日    横浜 )

<D・西>3回4失点降板の平良(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの平良拳太郎投手(27)が西武戦(横浜)で先発登板。相手打線に集中打を浴びて3回8安打4失点KOされ、今季4勝目を逃した。

 前回登板した5月23日の巨人戦で7回4安打無失点と好投し、2016年まで在籍した巨人時代の本拠・東京ドームでプロ10年目にして待望の初勝利。この日はそれから中12日でのマウンドだったが、初回に2死一、三塁のピンチを招くなど不安の残る立ち上がりとなった。

 そして、0―0のまま迎えた3回だった。源田、外崎の連続長短打で無死二、三塁。鈴木の二ゴロで先制を許すと、さらにマキノンに左適時打されてあっという間に2点目を失った。

 そして、ここから西武打線の勢いに一気に飲まれる。続く打者・渡部の時に自らの暴投で再び得点圏に走者を進めると、渡部には左翼線へ適時二塁打を打たれて3失点目。川越が中堅フェンスぎりぎりに放った大飛球で二走・渡部が三進しないボーンヘッドに助けられたと思ったのも束の間だった。若林に中前打されて2死一、三塁。そして一走・若林がスタートを切り、捕手・伊藤が二塁へ送球すると、三走・渡部も遅れてスタートを切り、重盗で4点目を失った。

 さらにこの2死二塁からこの回8人目の打者となった古賀には中前打を打たれたが、これは桑原の好返球で本塁タッチアウト。何とかこの回を終了させたが、その裏、先頭で打席が回ると、代打・林を告げられ降板となった。

 平良の投球内容は3回で打者17人に対して77球を投げ、8安打4失点。3三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は初回に出た146キロだった。

 西武戦は2017年6月10日(メットライフD)以来6年ぶり2度目の登板。前回は初回、秋山に先制2ランを被弾するなど2回で51球を投げ、4安打3四球5失点(自責2)で敗戦投手となっていた。

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