広島・秋山が値千金弾 新井監督「何とか、還してくれーと思っていたら、最高の結果」オリ戦連敗もストップ

[ 2023年5月31日 22:01 ]

交流戦   広島3-1オリックス ( 2023年5月31日    京セラD )

7回1死一、二塁、先制の3ランを放ち生還する秋山(左2人目)を迎える新井監督(右2人目)(撮影・後藤 正志)
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 広島が31日のオリックス戦に勝利し、交流戦初勝利。18年から13連敗まで伸びていた対オリックス戦の不名誉記録をついにストップさせ、天敵から6年ぶりの白星を挙げた。

 同一カードで14連敗していれば、50~51年大洋戦、66~67年阪神戦に並ぶ3度目で、56年ぶりの球団ワースト記録だったが、目前で回避。また交流戦の連敗記録でもあるDeNAの08~12年オリックス戦14連敗に並ぶ屈辱にも回避できた。

 値千金だったのが秋山の一撃だ。両軍無得点の7回に、オリックス2番手・黒木から先制の3ラン。これが決勝点となった。

 試合後、新井監督は、ワンチャンスをものにした7回について「アキに何とか、還してくれーと思っていたら、最高の結果を出してくれたので、本当に頼りになるなと思います」と表情を崩した。

 オリックス戦の連敗もストップ。「チームにとっても大きいし、今日もたくさん平日なのにスタンドにカープファンの方が応援しに来てくれて、勝ちを届けることができて良かったと思います。ずっと勝ってないんでしょ?」と話し、ファンに白星を届けられたことを喜んでいた。

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