ソフトバンク デスパイネと再契約 6月下旬のリーグ戦再開時から1軍合流目指す

[ 2023年5月31日 12:51 ]

デスパイネ
Photo By スポニチ

 ソフトバンクが、昨季まで6年間在籍したキューバ代表アルフレド・デスパイネ外野手(36)と再契約したことが5月31日までに分かった。6月中旬をめどに再来日予定で調整後、同下旬のリーグ戦再開時から1軍再合流を目指す。

 右打者不足の現状で、デスパイネに再び白羽の矢が立った。ロッテを経て17年にソフトバンクに加入。昨季は出場89試合でキャリアハイの打率・269、14本塁打、40打点も新たな補強方針から、昨年12月に自由契約となっていた。

 ただ今季は、Aクラスでリーグ序盤を終えて交流戦突入も、助っ人の決定力不足と右の大砲不足に陥っていた。右の大砲候補として米独立リーグからテスト入団でホーキンスを獲得も2軍生活が続いている。マーリンズから万能型野手で右打のアストゥディーヨが加入も1軍戦13試合で4安打0打点0本塁打。26日に2軍落ち。2年目の両打ち野手ガルビスも0本塁打。昨季、就任1年目の藤本監督を支えたデスパイネの長打力、勝負強さはに結局は、必要だったと判断された。

 今春のWBC同国代表でも主軸として全6戦中5試合に出場。球団は再獲得を視野に再調査を続けてきた。現在は、キューバの国内リーグでプレー中。今季途中から単年契約を結び直し再び頼もしい「DH」として、復帰の運びとなりそうだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月31日のニュース