エンゼルス 170キロ新人右腕ジョイスが1回零封デビュー 大谷は右膝下に死球…4の0も連敗ストップ

[ 2023年5月31日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス6-4ホワイトソックス ( 2023年5月29日    シカゴ )

この日メジャー初登板したエンゼルスのジョイス(MLB公式ツイッターから)
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 170キロ男が鮮烈デビューだ。エンゼルスのジョイスが29日(日本時間30日)、ホワイトソックス戦の7回にメジャー初登板。1回を1安打2奪三振で無失点に抑えた。

 「最高の気分。想像していたよりも大丈夫だった。アメージングな気持ちだよ」

 昨年、テネシー大で105.5マイル(約169.7キロ)をマークし、同年ドラフト3巡目(全体89位)でエ軍入り。巨人・大勢のような横手に近いスリークオーター。この日最後の12球目に最速102.2マイル(約164.4キロ)を計測し、速球系のツーシーム全11球で100マイル超えだ。両親、ガールフレンドとその家族も観戦する前での初登板に「1年前は大学の試合で投げていたが今はメジャー。信じられないがこれは現実」と振り返った。

 初回に94.6マイル(約152.2キロ)の直球で右膝下に今季初死球を受けた大谷は4打数無安打も、課題の救援陣に新星ジョイスが加わったのは朗報。連敗を3で止めて地区3位に浮上し、フィル・ネビン監督も「我々にとっていいゲームだった」と笑顔だった。

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