広島・大瀬良 今季最長タイ7回2失点も援護なし 新井監督は粘投称える「試合をつくってくれた」

[ 2023年5月31日 06:31 ]

交流戦   広島0―4オリックス ( 2023年5月30日    京セラD )

<オ・広>6回、併殺でピンチを切り抜け野手を称える大瀬良(撮影・後藤 正志)
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 広島・大瀬良が19年6月5日の西武戦以来となる交流戦勝利を逃した。先発として4回まで1安打無失点の好投。しかし中盤の5回に暗転し、痛恨の先制点を献上した。

 「(先発山本は)手ごわい相手だったので、最初から勝負していくつもりでマウンドに上がった。あの2点はどうにかしたかった」

 5回の投球を悔やんだ。連打と犠打で1死二、三塁の場面。1ストライクから茶野に投じた2球目はバッテリーミスとなった。ワンバウンドしたフォークが暴投となり先制点を献上。なおも1死三塁では茶野に4球目のカットボールを左翼に運ばれ、犠飛で追加点を許した。後続を抑えて終盤まで粘りながらも味方打線の援護もなく今季最少2安打で6度目の零敗を喫した。

 「試合をつくってくれましたし、ナイスピッチングだったと思う」

 新井監督はエースの粘投を称えた。今季最長タイ7回5安打2失点も3連敗で4敗目。自身交流戦は6連敗で通算6勝11敗だ。チームの連勝も3で止まり、オリックス戦は18年から13連敗。また、同一カード連敗の球団ワーストは過去2度の14連敗なだけに、31日は必ず勝つ。

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