広島、勝ったぞ～天敵・オリから6年ぶり勝利！56年ぶり球団ワースト記録免れる　秋山が値千金3ラン

交流戦   広島3－1オリックス （ 2023年5月31日    京セラD ）

7回1死一、二塁、先制の3ランを放ち生還する秋山（左2人目）を迎える新井監督（右2人目）（撮影・後藤　正志）
Photo By スポニチ

　広島が31日のオリックス戦に勝利し、交流戦初勝利。18年から13連敗まで伸びていた対オリックス戦の不名誉記録をついにストップさせ、天敵から6年ぶりの白星を挙げた。

　試合は先発・九里が4回まで無安打投球。5回に紅林に初安打となる二塁打を許したが、オリックスに先制は許さなかった。

　すると7回だった。秋山がオリックス2番手・黒木から値千金の先制3ラン。九里に待望の先制点をプレゼントした。

　九里は7回に1点を返されたものの、7回3安打1失点と堂々たる成績でリリーフ陣にバトンタッチ。その後は島内、矢崎とつなぎ、逃げ切った。

　同一カードで14連敗していれば、50～51年大洋戦、66～67年阪神戦に並ぶ3度目で、56年ぶりの球団ワースト記録だったが、目前で回避。また交流戦の連敗記録でもあるDeNAの08～12年オリックス戦14連敗に並ぶ屈辱にも回避できた。