「めちゃめちゃ」生きている中継ぎ経験 阪神・村上がつかんだ試合の流れを読む嗅覚

[ 2023年5月31日 07:30 ]

交流戦   阪神3―1西武 ( 2023年5月30日    ベルーナD )

23日ヤクルト戦の5回、3者連続三振を奪った村上(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 【記者フリートーク】開幕をブルペンの一員として迎えた阪神・村上。中継ぎの経験は、先発で快進撃を続ける今でも「めちゃめちゃ」生きているという。

 「先発は長いイニングかもしれないですけど、リリーフをやったことによって一人一人抑える意識とか、ここの先頭打者が大事とか…。かなり(先発でも)思うようになりました」

 経験を生かせた例に挙げた場面が、23日のヤクルト戦だ。3点リードの5回1死満塁で佐藤輝、森下が連続三振に倒れた直後、「ちょっと嫌な流れかなってところで、そこでもう一回、先頭が大事という意識でリリーフの感覚でいったのが良くて抑えられた」と、3者連続三振で相手に流れを渡さなかった。救援待機を経てつかんだ試合の流れを読む嗅覚が、ここまでの躍進を支えている。(阪神担当・阪井 日向)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月31日のニュース