中日　昨季までパ・リーグの先発涌井がさすがの好投で2勝目　交流戦最多白星の通算27勝にも王手

交流戦   中日7―1ソフトバンク （ 2023年5月31日    ペイペイD ）

＜ソ・中＞ウイニングボールを手に立浪監督（右）とタッチを交わす涌井（撮影・岡田　丈靖）
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　中日先発・涌井が持ち味を存分に発揮した。交流戦。昨季まで18年間戦ったパ・リーグのチームを相手に好投を披露した。

　ソフトバンク打線を相手に7回を3安打1失点。長所短所を知り尽くしている相手を丁寧に攻めて今季2勝目を手にし、「真っすぐは悪くなかった。（初回の失点以降は）良くなっていった」と満足感を口にした。

　5月は前回登板まで3連敗で未勝利。6敗はリーグワーストタイだが、この日の登板に向け「コースを狙わずストライクゾーンでもう一度勝負しよう」。攻め方を見直し、今季最多の9奪三振につなげた。

　36歳のベテラン。ヤクルト・石川が持つ交流戦最多勝利の通算27勝にも、あと一つに迫った。