ヤクルト12連敗で最下位転落 高津監督1年目の2020年以来3年ぶり屈辱

[ 2023年5月31日 21:25 ]

交流戦   ヤクルト2ー5日本ハム ( 2023年5月31日    エスコンF )

<日・ヤ>8回、ベンチで試合を見る高津監督(撮影・高橋 茂夫)
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 ヤクルトが2―5で日本ハムに敗れ、球団史上6度目、16連敗した2019年以来4年ぶりとなる12連敗を喫した。中日が7―1でソフトバンクに勝ったため、ヤクルトが今季初めて最下位に転落。単独最下位は、高津監督の就任1年目で最下位でシーズンを終えた2020年11月10日以来の屈辱となった。

 プロ初勝利を目指した先発の5年目・市川は初回、3四死球に自身のけん制悪送球も絡んで1死満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に先制点を献上。2回に追加点を許すと、3回、5回にはいずれも2死から5番・加藤豪に2打席連続のソロ本塁打を被弾。リズムをつかめぬまま5回5安打4失点で今季2敗目を喫した。

 打線は体調不良から復帰した青木がマルチ安打をマークしたが、山田、村上、サンタナのクリーンアップが無安打に終わった。村上は2四球を選んでチャンスにつなげたが、勝利には結びつかなかった。

 ヤクルトの最多連敗は、セ・リーグ記録となる1970年8月4~25日と2019年5月14日~6月1日に2度記録した16連敗。1950年と2017年に14連敗、1965年に13連敗、1970年に2度11連敗している。ちなみに、11連敗以上した過去7度は全てシーズン最下位だった。

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