侍ジャパン栗山英樹監督退任を発表「ちょっと寂しくなりますけど…。選手にお礼を言いたい」

囲み取材に臨んだ侍ジャパン・栗山監督（撮影・西海健太郎）
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　NPBエンタープライズは31日、3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一に導いた侍ジャパンの栗山英樹監督（62）の退任を発表した。今月までの任期満了に伴うもので、近日中に記者会見を行う。栗山監督は日本ハムを10年間率い、21年12月に代表監督に就任。エンゼルス・大谷、パドレス・ダルビッシュら大リーガーを招集し、3月のWBCで14年ぶりの世界一に導いた。

　この日は東京都内で「世界禁煙デー記念イベント」に出席。「ちょっと寂しくなりますけど、それは別問題として僕も多くの国民、ファンの皆さんと一緒で選手の姿に感動したので、選手にお礼を言いたい」と感慨深げに話した。11月16日から東京ドームで開催される第2回アジアプロ野球チャンピオンシップに向け、次期監督の人選が進んでいくが「みんながどうしてもこの人にやってもらいたい、という監督さんが次にやってくれると思っている」と語った。