阪神・ノイジー“遅球”撃ちダメ押し打！　「みんながつないでくれたチャンス」2打点でチーム9連勝に貢献

交流戦   阪神3―1西武 （ 2023年5月30日    ベルーナD ）

＜西・神＞5回、ノイジーは左前適時打を放つ（投手・与座）（撮影・大森　寛明）
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　阪神・ノイジーが、ダメ押し打の適時打を含む2打点で貢献した。

　「みんながつないでくれたチャンスだったし、いい場面で一本出せてうれしいよ。崩されずにうまくコンタクトできた」

　1点優勢の5回だ。変則下手投げ右腕・与座に対し、3ボール1ストライクから100キロのスローカーブを泳がされることなく引っ張り込んだ。前の2打席ともに苦戦していた“遅球”に3打席目でアジャスト。二塁走者・木浪を迎え入れ「強い打球を打つことができた。（緩い球をセンター方向へ打つという）アプローチが結果につながった」と、うなずいた。

　しぶとい打撃も光った。1点を先制し、無死三塁で迎えた初回の1打席目。直球、スローカーブにタイミングを外されて追い込まれながらも、最後は直球を遊ゴロとして追加点につなげ、最低限の仕事を果たした。9連勝を遂げた試合後も、淡々と言葉をつなぎ「しっかり勝ち続けていかなければいけないと思う」と表情を引き締めていた。（石崎　祥平）